週刊 uncool life #1
去年の暮れ頃アウトプットを頑張りますと放言しておいて、気づいたらもう 8 月も終わろうとしてるのだからびっくりだ。
今年に入って仕事のスケジュールを変えたのだけれど、慣れるのにだいぶ時間がかかってしまった。改めて、アウトプット頑張ります......。笑
さて、定期的な発信ということで、メルマガという形式はずっと興味はありつつも方向性が定まらずなかなか始める決心がつかなかったのだけれど、迷っていてもしょうがないのでとりあえずその週に自分が気になったニュースや記事を共有するところから始めていきたいと思います。
では早速。
今週のトピック
A Friendly Introduction to Spring Physics
CSS for JS という、タイトル通り JS は書けるけど CSS はあまり分からないという人向けのオンラインコースがある。 2019 年にローンチされ、僕は当時ちょうどフロントエンド・CSS に興味がある時期だったのでこのコースを使って CSS を勉強した。 Josh の解説はとてもわかりやすく、また頭で理解するだけでなく演習も用意されており、CSS をちゃんと勉強したい人にはとてもおすすめのオンラインコースです。
それでこのコースのアニメーションのセクションには手をつけてなかったのだけれど、最近アニメーションを勉強したいと思い見返しているところ。
この記事は Spring Physics を用いたアニメーションについての解説。 アニメーションは本質的にはパラパラ漫画なわけだけど、その際次のコマでどのくらい変化するかを決定する関数、タイミング関数がある。 この関数次第でアニメーションを自然と感じるか不自然と感じるかが大きく変わるためとても重要。
CSS を使ったアニメーションは、bezier 曲線という滑らかなカーブを使って変化させており、それでも十分に自然なアニメーションが実現できるのだけれど、現実の世界は Spring physics というバネの動作に代表されるような運動で物体が動くため、より自然な動きを求めようとするとこの Spring physics をシミュレートしたタイミング関数を使う必要がある。
実際には Framer Motion などの Spring physics で実装されたライブラリを使うなど、自分でタイミング関数を実装する機会はあまり多くないだろうが、この違いがあることを知っておくことは有益。
最速昇進したマッキンゼー時代の異名は“再生工場”。キャディ代表・加藤勇志郎が追求してきた「人の力を解放する方法」
キャディ代表の加藤勇志郎さんへのインタビュー動画。 加藤さんは東大からマッキンゼー入社後史上最年少でマネージャーに昇進、製造業の現場に可能性を感じキャディを創業する、という経歴を持つ方。 コメントに「背筋が伸びる」とあるように、「ああ、もっと頑張らないとな」と視座を上げてくれる動画。
「この人すごいな」という人のマッキンゼー出身率が本当に高くて、ランサーズの曽根さんが「精神と時の部屋」と表現するようにそこで何年かサバイブした人は自然と圧倒的な経験とスキルが身についているのだなと感じる。
根性論や無闇な努力を肯定するわけではないけれど、圧倒的に成長するのには圧倒的なコミットメントがやはり必要。 (根性論的な意味ではなく、)もっと頑張ろうと思いました。
山口周 無節操なインプットが強力な「知的戦闘力」を生む
もう完全にアウトプットしない言い訳になるんだけど、「アウトプットし続けている人は、人生のどこかでインプットし続けている時期がある」「必要になったときに勉強しても遅い」というのも納得できる話。
去年 @kenwagatsuma と話したときも「アウトプットができない時ってインプットが滞ってることが多い」と言っていて、確かにそうだなと思ったのを覚えている。 自分はインプットは割といつでも好きなので、アウトプットを頑張ろうという時にはインプットを頑張ろうというように意識をシフトした方がプレッシャーを感じず自然とアウトプットできるかもしれない。
ベンチマーキング 「真似る力」が人生を変える
同様に山口周さんの記事。
何かを実行するとき、守破離の通り真似から始める、というのは大事。で、その真似をする時、
"特に重要なのは「能力」ではなく「行動」と「時間配分」に着眼する、ということです。なぜなら「能力」は簡単には真似できないのに対して、「行動」や「時間配分」はすぐに真似ることができるからです。そして多くの場合、問題を解決する鍵は「時間配分」にあるからです。"
ということでなるほどと思いました。
ちなみにみなさんアウトプットするときにいつどのくらいインプットの時間をとっていますか?アウトプットをするのに決まった時間はありますか?ぜひ教えてください。
「ただの気にしすぎ」ではない累積的な害 マイクロアグレッション考
「お子さんは旦那さんが見てくれてるの?」
こういったマイクロアグレッションは社会的な通念を反映しているものなので、その場では指摘するのが難しかったとしても声をあげていかないと社会全体として変わっていかないよ、という内容。
最近気になることとして、奥さんが外国人なのだけど、二人で買い物に行った際に、奥さんが日本語で話しかけてるのに店員さんが僕の方だけを見て話し、奥さんを無視する形になることがたまにある。 本人に悪気はないとは思うが、少しザラっとした感じを覚えるのも確か。
逆に自分も悪気はなくも無配慮な発言をしてしまっている可能性もある。 もっと自覚的でありたいし、社会的にも少しずつなくなっていったらいいなと思います。
多摩の風土に憧れて。人情の八王子とダイナミックな立川で|文・イーピャオ
立川まで電車で一本で行けるところに住んでいいのでよく行くのだけれど、休日にコワーキングスペースで作業してからの銭湯+ちょい飲み、というプラン最高の休日だなと思ったのでそのうち実践してみようと思いました。
八王子にはまだ行ったことがないので立川と比較するためにも行ってみよう。
夜の秋
最近見つけたこの暦生活というメディアが面白くて、毎日アップされる記事を読むのが習慣になっている。 今を楽しむ、ということの大切さは改めて言うまでもないけれど実践する難しさについても共感してくれる人は多いと思う。
その時に季節をより詳しく観察することも季節がはっきりしているここ日本では役に立つ。
小学生の頃確か国語の授業で二十四節気を学ぶことがあり、先生が最初に全て覚えた人にご褒美をあげると言ったのでそういうことに競争心を燃やしてしまうケンタ少年は必死で覚えて一番に誦じたのを覚えている。
一年を 24 に分けたらおよそ2週間でひと季節変わるのでその変化により敏感に気づけるようになる。 スーパーに行くとそれこそ2週間くらいで並んでる野菜や魚なんかが少しづつ変わっていく。
今は二十四節気の処暑。今年は残暑が厳しいけどその中にも秋の気配を感じる日が増えてきたと感じます。
質問や感想をいただけると嬉しいです!
ではまた来週。